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ブロッケン山のおこめつぶ

真冬のデッドリミット

本格的に寒くなって来ましたね。

12月12日(土)
TRAD目白2F イベントスペースでの
STAMP×STAMP 消しゴムはんこワークショップ 第3回
も、だんだん近づいて参りました。
S×S-3最終

デッドリミットを前に、準備作業も加速しております。

お持ち帰り袋、やっと作り終えました!

WSで完成したはんこ、残りのゴム板、試し捺しの紙などを、
まとめて入れられる台紙付きの袋、毎回お付けしています。
台紙のはんこはクリスマス・スペシャル
S×S-3お持ち帰りセット

今回はイギリスのエアレターのデザインを元にしました。
実は、この台紙のデザインも、回を重ねるごとに凝ってきてまして、
やり出すと止まらないおこめつぶの性格丸出し…。
台紙の裏には、サービスはんこを捺してもらえるようになっています。


もうひとつ、ワークショップでは参加者の皆さんに、
消しゴムはんこを彫っていただくだけでなく、
捺すことも楽しんでもらおうと、
毎回、試し捺し用サービスはんこをいろいろご用意しています。

クリスマス目前の第3回、重ね捺し切手カードは、これ↓
ババリア切手はんこ

1920年頃に発行されていた、ドイツの地方切手の図案です。
おこめつぶは勉強不足で、なにも考えずに選んだのですが、
なんでも、世界で初めて聖母子像を図案にした切手なんだそうです。
エスケーの店長さんに教えていただきました。

ババリアいろいろ
2枚の切手カードに、
お好きな色で
重ね押しを楽しんでもらう、
毎回恒例のオマケです。




さて、これでだいたい、WSの準備は完了。
しかし、物販、展示と、まだまだ作業は続きます。
デッドリミットは1週間、あとどのぐらい出来るでしょうか…


それから、第一回から
ワークショップを手伝って下さっている吉田さんが、
今回でアシスタントを卒業されることになりました。
吉田さんは〈 ヨシダヤ 〉のショップ名で、
今夏より作家活動をスタート。
ご実家のある高山やFBを中心に、順調に活動の場を広げておられます。

ヨシダヤさんのFB(→)

吉田さん、
この1年、ほんとにお疲れさまでした(まだ終ってないけど)。
目白WSはちょっと寂しくなりますが、
お時間あれば、また遊びに来て下さいね!


と、準備は順調に整いつつあります
が、
肝心のお客さまが…

…師走もなかばですものね。
皆さん、はんこどころではないかもしれません。


しかし、おこめつぶ的にもいろいろあった2015年、
なんとかたどりついた最後のイベントです。
お集りいただける方の多い、少ないに関係なく、
心温まる、楽しいWSにしたいと思ってがんばっております。
WS、イベント等でご縁をいただいた皆さま、
拙ブログをのぞいてくださっている皆さま、
もしお時間とご興味がありましたら、
ぜひぜひご参加ください!


〈STAMP×STAMP 消しゴムはんこワークショップ〉

日 時  12月12日(土)
     1回目 13時〜14時半  
     2回目 15時半〜17時
     3回目 18時〜19時半
定 員  各回 8名
受講料  1000円 / 1名
対 象  中学生以上
     (彫刻刀を修学済みで、当日保護者同伴可能な場合のみ、
      小学4〜6年生も受付ます)

予約のお申し込みは、

専用gmailアドレス  stampxxstamp@gmail.com

または、TRAD目白2F エスケースタンプ目白店
    TEL 03(3980)8000
   (お問い合わせはお電話で、予約のお申し込みは直接ご来店ください)


で承っております。

お名前
ご連絡先
参加人数
参加希望回(1回目 2回目 3回目のいずれか)

を明記の上、お申し込みください。


イベントの詳細情報・予約お申し込みについては、

STAMP×STAMP情報blog → こちら
TRAD目白HP内 イベントカレンダー → こちら

でもご覧いただけます。
参加についての注意点等も、詳しく記載されていますので、
お申し込みの前にぜひご一読下さい。


皆様のご参加、心よりお待ちしております。


〈 オマケ 〉
WSの話題だけでは、なんだか寂しいので。
最近入手したブツの話を。

ある日、仕事帰りのダンナがぼんやりしていて電車を乗り過ごし、
そのままなんとなく下北沢へ。
足の向くまま中古レコード屋、古本屋など回って
釣って来ました

どっちも私
ゴア・ヴィダルの『マイラ』と
オトフリート・プロイスラーの『クラバート』。

『マイラ』やゴア・ヴィダルについて、
ここでご説明するだけの時間も根性もないのですが。
ゴア・ヴィダルはカポーティやメイラーと同世代の米文学の作家、
この作品は60年代サブカルチャーの勢いにのったベストセラーです。
おこめつぶは10年ほど前、続編の『マイロン』(画像左下)を読んで、
あまりの面白さ、切れっぷりに感服し、本家『マイラ』を捜索開始。
しかし、手頃な値段ではなかなか見つけられず、
そうこうするうちに、
マイケル・サーン監督で映画化された『マイラ』も観てしまい、
探す勢いもパワーダウンしていたのですが。
忘れた頃に、家にいながらにして激安価格で入手。感無量。

『クラバート』は、
ショップ名で〈 Krabat 〉を名乗っている以上、
読んでおかねばならない、いや、なんでまだ読んでない?
という1冊でした。
チェコアニメ・ファンのおこめつぶは、
カレル・ゼマンの作品名からお名前を拝借したため、
原作のほうは読んでいなかったのですが。
ショップ名の由来を尋ねられることも多い昨今、
「地方伝承を元にしたドイツの有名な児童文学作品で」とか説明しながら
「よ、読んでないって言えない…」
と内心穏やかでなかったのでした。

年末を前に、周囲の海外旅行話やイベント気分とは裏腹に、
家で仕事とはんこに追われ続けているおこめつぶには、
ホロリとくる、サプライズなお土産でした。
ああ、これでなんとか正月のモチが買える、
じゃなくて、正月の楽しみが出来た。


ところで、ダンナいわく
「この2冊の並び、あんたっぽ過ぎる


…『マイラ』から『クラバート』までの振り幅、
それが おこめつぶ 。


いただいたコメントへのお返事は、少し時間がかかるかもしれません。

それでも、出来る限りちゃんとお返事したいと思っておりますので、ご容赦ください。

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