ブロッケン山のおこめつぶ

風雲、急を告げました!

ブログを始めて、まだ間もないおこめつぶ。
ようやく、ちょびっとだけ慣れて来たのですが…


CIMG4839.jpg

先日、いつもお世話になっている知人の方から、
思わぬイベントのお誘いをいただきました。
期日は5月の連休前…むむむ…

これは、心してかからねばなりません


という事情で、製作に専念するため、しばらくブログをお休みさせていただきます。
今回の顛末は、無事納品を終えてから、改めてゆっくりご報告させていただきますね。



では、いざ出陣!


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はんこ大将 脱線の巻

今、渋谷でジャック・タチ映画祭やってますね。
タチ

へんてこで純真無垢なタチの世界、大好きです。
20数年前に主な作品をいっきに観たときはそうでもなかったのですが、
おいおい観直すうちに、心のどこかでユロ伯父さんがウロウロするようになりました。
あの、変な効果音と一緒に。

今回の映画祭を知って、またムズムズと観たくなり、劇場へ行くヒマがないのでとりあえず家で『パラード』を。
それから、初期の出演作や娘さんのソフィーさんの短編、サッカーの試合にわくコルシカ島を撮影したドキュメンタリー等、初めて観ることができました。
若い頃は「かわい〜♡オシャレ〜♡」ですみましたが、この歳で観ると遠い子供時代を忍んで、ちょっとウルッときます。
田舎町の小さなパティスリーを舞台にしたソフィーさんの作品、お父さんの映画と似ていながらまたちょっとちがうガーリーテイストで、くわえ煙草でタルトを焼くおっかさんが最高でした。ソフィーさん、シルヴァン・ショメ監督の『イリュージョニスト』でも、協力されてましたよね。
タチから広がる世界、いくつになっても追いかけたいと思います。


そう言えば、今年の始めに、こんな切手に出会いました。
タチ切手

見た瞬間、「よう、大将!」と声をかけそうに…。
1993年の< 切手の日 >、寄付金付き記念切手で、もちろんタチの『のんき大将』がモチーフです。
しかし値段を見ると、ゲッ、一桁ちがう!

でも、でも、切手も古本も中古CDも、一期一会の世界です。
二度目は遠い未来になるでしょう、おろおろ。
幸いおなじみの切手商さんだったので、一か八か、オマケを念じて交渉したら、一桁下がりました

おありがとうございます〜

ちなみに隣の犬猫切手は、そのとき一緒に買ったヨゼフ・チャペック切手です。これも相当うれしかったので、並べてしまいました〜。

ところで、のんき大将切手があるんだったら、ユロ伯父さん切手があっても不思議はない、なんて思ったりして。
あるんでしょうか?
どうなんでしょうか?
…気になります。


それから、はんこも彫ってみました。
伯父さんハンコ

おじさんはんこ

1.png
しかし、ユロ伯父さん独特のヒョロ〜ンとしたシルエットを出すのが、思ったより難しくて。
ユロ伯父さんというより、人さらいのオジさんみたいになってしまいました。(人さらい系参考画像→)

…まだまだ修行が足りません。




そんなわけで、伯父さんの本やポストカードやサントラに囲まれて、悦に入っていたおこめつぶですが。
ふと気づくと、

肝心の映像ソフトが全部ビデオじゃないですか!



まったく、フランソワなみのうっかりなのでした。





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ほろ酔いワークショップ?

4月19日土曜、松島屋さんで消しゴムはんこのワークショップがありました。
いつもほのぼのムードの松島屋さんでは異例の、
とてもエキサイティングな1日となりました。
その模様をレポートさせていただきます。


WS張り紙

3回目なので、まだまだ緊張します。
この日は早めに行って、ゆっくり準備と思ったのですが…。

さっそくお客様が!
通信販売のお問い合わせをくださっていた方が、わざわざ来店してくださいました。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
シークレットプレゼント、気に入っていただけたらと、心から願っております。

そして、ようやくワークショップと物販の用意をすませた頃、
次なるお客様が登場

その方は先週から松島屋さんをのぞいてくださっていた方で、「はんこの日にまた来ます」と予告されていました。
それをうかがっていた私も、「どんな方かしら〜」とドキドキしていたのです。
現れたのは洗練された物腰の、とても素敵な方でした!
北欧やハワイのデザイン、グッズに関わるお仕事をされていて、音楽の趣味のよさ、知識の広さにもただならぬ気配が。
むむむ、これはもしや…。
そしてやっぱり!共通の知人がいらっしゃるではないですか!
好きなもの、気になるものが重なる女子は、こうやってつながっていくのですね〜。
そこからはもう雪崩のように打ち解けてしまい、店主のみのりさんも交えて音楽やアート、切手の話に花が咲いて…。

と、そこへ今度は、女子お二人が勢いよくご来店

えっ、ほろ酔い?
二軒隣の居酒屋さんで飲んだ帰り、「ハンコ講座」の張り紙がふと目にとまったそうで。
…お昼の3時に、ほろ酔いで、刃物を握る…?
ま、いいか。

はしご酒ならぬはしごハンコもオツなもの、ようやくワークショップが始まりました

WSスタート

皆さん、初ハンコということで、シンプルなカントリーはんこに挑戦していただきました。

途中、ほろ酔い女子のお一人が、フラフラとお店を出て行ってしまい、心配して近所を探し歩くという椿事が出来しましたが(後ほど、無事おうちに帰られたという連絡がありました。ホッ)、
それも聞けば、難しい人間関係あり、きついお仕事あり、そりゃ昼間っから飲んじゃうよね〜、というお話で。

松島屋さんのテーブルもすっかり居酒屋気分。ビール代わりにお茶をグイグイやりながら、知らぬどうしの女子4人、「ああだね、こうだね」と語り合りあい…。

残るお二人で無事ハンコも彫り上げました
WSNさんWSYさん



< 完成タイム >には、Krabatの新作はんこやレコはんも加えていただきます。
今月のレコはん、お題はBYRDSの“ロデオの恋人”です。
ロデオ
バーズのアルバムのなかでもイナタいカントリー色が漂う、渋い1枚。思えば今回の居酒屋風ワークショップのBGMにピッタリでした。
< 完成タイム >は毎回一番盛り上がる瞬間です。
皆さん捺しつ捺されつ笑い合い、それからだんだんゆったりと、完成ハンコや物販商品を話のタネにおしゃべりは続いたのでした…。


そして酔いもさめた頃、第3回消しゴムはんこワークショップは、賑々しく終了

皆さま、お疲れさまでした!


…気づけば、外はそろそろ夕暮れ。
テーブルには、ようやくのれんを下ろして一息ついた小料理屋の女将のようなみのりさんと、私の食べ忘れたお昼ご飯が…。
新しい出会いが満載の、ほんとにあっという間の1日でした。

夜は夜で、また別の出会いがあり、時間を忘れてお喋りしてしまいました…。

ご来店いただいた皆様、本当にありがとうございました!
これを機会に、またぜひぜひ松島屋さんに遊びにきてくださいね〜


さて、来月も、消しゴムはんこワークショップ、ゆる〜っと開催予定です。

クラフトワーク
レコはん、5月のお題は、
まさかの来日も記憶に新しい、
ドイツのおじさま達に挑戦。

Krabatも、
チョコクトカタテニがんばります!

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私はダリオ

ジュネダリオ


彼の名前は、ダリオ

去年のハロウィン前、生まれて3ヶ月で我が家にやってきました。

来年のハロウィン頃には、勇んで人前を横切りに出かけるような、
立派な黒猫になってほしい。
そんな思いから、敬愛するイタリアン・ホラーの巨匠アルジェント監督にあやかって、
この名前をつけました。


しかし、なんだかダリオの様子が…

不吉な黒猫のはずが…

一緒に暮らし始めてだんだんわかってきました。

この猫自身が、チョー恐がりだということが。


なにを恐がるといって、まず写真撮影。

カメラを向けると緊張感に耐えられず、

般若 口がハンニャになったり


魂 魂抜けたりします。




また、どんなにリラックスしていても、
物陰へ

玄関で「ピンポーン」と鳴ったとたん、

ダッシュで物陰へ

これもある種のピンポンダッシュと言えましょうか。


物陰2

 以前の飼い主さんが様子を見に来ても、

 ダッシュで物陰へ



 その後2時間、出て来ませんでした。




病院へ連れて行くのも一苦労です。

移動中、ダリオの震えでキャリーバッグはガタガタ揺れっ放し、
診察台へ上げると腰抜かし、
先生に「極力連れて来ない方がいい」と言われる始末。


これでは、とても人を怖がらせるどころではありません。



そんなダリオも、はや9ヶ月。
思い悩んだあげく、3月、ついに去勢手術に踏み切りました。


恐ろしい…。

猫が猫だけにどうなることか?

恐怖のあまり白猫になって帰ってくるんじゃないか?


飼い主としてはそんな心配で胸がつぶれそうでした。



そして、その日の夕方、帰って来たのは白猫ではなく、

メガホン・キャットだったのです!
メガホン

このメガホン、正式名称はエリザベス・カラーだそうです。
(エリザベス系参考画像↓)
エリザベスジラース


特に神経質な猫は気になって患部を舐めてしまうそうで、それで傷口が開いてしまわないよう、舐められないようにするためのものらしいです。
普通の猫なら15分で慣れるはずのこのメガホンもダリオには耐えられず、3日目にはノイローゼ。ご飯も食べなくなりました。

お医者さんに了解を得て外したとたん、ガツガツ食べだしましたが…。



そして、術後も性格が変わることはなく、
あらゆるものからダッシュで逃げています。

アシスタント中


へたれ黒猫 ダリオ。

アシスタント中。


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消しゴムはんこワークショップのお知らせ

サンプルS

消しゴムはんこと雑貨を制作しているKrabatは、
minoria/松島屋さんという雑貨ギャラリーで、
月一回ワークショップの講師をさせていただいています。
この4月で3回目になります。

minoria/松島屋さんは、東横線祐天寺駅近辺にある、土日限定営業のちょっと変わった雑貨屋さんです。
松島屋正面松島屋看板


元呉服屋さんの内装をそのまま使った昭和レトロな店構え。
木枠のガラス戸を引いて入ります。

店内は、店主のみのりさんがこれまでに出会ってきた素敵なアイテムが並んでいます。手作り作家さんのアクセサリーやポストカード、リネンのテーブルウェアやドイツ製の紙ナプキン、みのりさんご自身が作った文具などもあります。
消しゴムはんこ以外にも、ペーパークラフト、ハーブ教室など、ご縁のあったアーティストさんを招いてのワークショップを開催されています。

松島屋ディスプレイ



さて、はんこWSに話を戻すと、若輩者のKrabat、もちろん初めての経験です。
そもそも、「山にこもって修行」タイプの私。
人に教えるどころか、教わったことさえありません。
最初は不安でいっぱいでしたが、実際やってみると、なんと!

めちゃめちゃ楽しいではないですか!

みのりさんワイワイお喋りしながら、参加者の皆さんがどんどん上手になって行くのを見るのが面白くて、楽しくて。
お一人お一人、好みのデザインを選ぶところから、出来上がったはんこをみんなで捺しっこする完成タイムまで、ゆっくり進めて行きます。店主のみのりさんも毎回やる気満々。すでに複雑なイニシャルはんこを彫り切るぐらい、メキメキ腕を上げました。


カントリーはんこ作っていただくはんこのデザインは、Krabatが彫っているイニシャルやカットなどからお好きなものを選んでいただきますが、はんこ初心者の方には、比較的シンプルなカントリー調イニシャル(→)をおすすめしています。
「これが彫りたい!」というデザインの持ち込みも、もちろんOKです。


初めてでもすんなり彫り始める皆さんを見ていて、消しゴムはんこって、とても身近な手作りジャンルなんだな、と再確認しました。誰だって、子供の頃に学校で、カッター片手に工作や版画を楽しんでますもんね。

ちょっと一休みにはお菓子をつまんだり、店内商品をぶらぶら眺めたり。
お店のお客様として見学されるだけでも、物販商品を見に来られるだけでも、
大歓迎です。
松島屋物販



松島屋さんのはんこワークショップ、詳しい内容は松島屋さんのHP内、スケジュールとクリエイターのページで紹介していただいています。
ぜひ、そちらのほうでご確認ください。松島屋HP→

というわけで、4月の消しゴムはんこワークショップは、

場所 minoria/松島屋 店内(営業時間13:00〜19:00)
   東急東横線 祐天寺駅より徒歩4分 昭和通り商店街内
   目黒区五本木2−13−1
日時 19日(土)14:00〜17:00(予約不要 時間内何時でも受付)
参加料 1000円 お茶代込み(ハンコ2個までの料金です。3個目からは+500円)

になります。

道具はお店で用意しておりますので、手ぶらで大丈夫です。
使い慣れたデザインナイフや、MYスタンプ帳などをお持ちの方は、
ご持参されるとなおよいかと思います。
WS当日は、このブログで紹介させていただいている消しゴムはんこ、
切手雑貨も店頭で販売致します。

興味を持たれた方、ご近所の方など、
お時間があれば、ぜひ気軽にお店をのぞきに来てくださいね!


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おこめつぶのミニミニ大作戦

標本箱2回目2コ

去年の秋、友人のめいりんさんに誘われて、
ドールイベントに参加することになりました。
といっても、ドール服作家めいりんさんのブースをお手伝いしながら、
せっかくだからテーブルの端っこにちょこっとはんこを置かせてもらう、
ということだったんです、最初は。

でも、ドールはんこは、あんまり関係ないですよね、やっぱり。
なので、Krabatもどうせならドールに関係のあるものを作ってみようと思いました。
手元には、切手の小山。
これを使って、ブライスサイズのドールハウスに飾れるようなミニチュアを作ってみることにしました。

もちろん、ミニチュアなんて作ったことありません。
ドイツへ行くまでは、気にしたことさえありませんでした。
というか多分、長年の貧乏から、高価なものには目が行かないような訓練を、
無意識に積んで来たんでしょうね。

ドールハウスとミニチュア作りの先達、めいりんさんにご教示を乞い、
こんなものを作ってみました。

切手フレームDS用標本箱
切手フレームと、切手の標本箱です。

そしてさらに、一部めいりんさんの手を借りて、こんなものも。
DSC_1714.jpg
もちろん奥のブライスではありません、
手前のマッチ箱ドールハウスです。
窓の向こうの景色には、
どれも古い外国切手を使っています。
というか、まず1枚の切手があって、
その景色を眺めるための部屋を空想しながら、
作って行きました。
このとき作ったマッチ箱ドールハウスの画像を、
自分で撮っておくのを失念していたKrabat。
この写真はめいりんさんよりお借りしました。
さすが、写真の美しさが全然ちがいます…。



イベント当日、要領もわからずあたふたしているうちに、
これらのミニチュアは、うれしいことにほぼ完売となりました。
お買い上げいだたいた皆様、マッチ箱を見に来てくださった皆様、
本当にありがとうございました。

初めてのドールイベント、とても楽しい一日でした。
めいりんさん、ほんとにお世話になりました。



そして時は過ぎ…



すっかりミニチュア作りが楽しくなったKrabat。その後も作り続けています。
なにしろ、切手のストックは増える一方。素材には困りません。

切手フレーム15枚2

切手と枠のコーディネートを考えているだけで、夢見心地で時間が過ぎて行きます。
切手ミニチュアは、1枚の切手から空想が始まるので、ひとつひとつがまったくの一点もの。同じものは二度と作れません。

標本箱2回目



マッチ箱作りも、だんだん慣れて来たようです。
今回はマイスターめいりんから一本立ちし、全部一人で作ってみました。

マッチ箱2回目外箱

   マッチ箱2回目内部正面

夢の世界はどんどん拡張中。
次は、雪景色の部屋や、夕暮れのキャビンを作ってみたいなあ、と考えています。


と、ここまでやってきてふと、疑問が。
もしかして私、ドイツから全然帰ってないんじゃないか?

ドイツ以来、心はずっと移動中。
帰りの飛行機でそのままちがう国へ行ってしまったような…。

ーーそして今、マッチ箱の風景が見える街にたどり着いたんですね。



さて、作品紹介はここでひとまず終わりまして、
次回は消しゴムはんこワークショップのご案内をさせていただきます。


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切手にしやがれ

切手ストック明

ドイツで始まってしまったものが、消しゴムはんこ以外にもうひとつあります。

それは、切手

ベルリンの蚤の市でDDRの古切手と出会った衝撃に引きずられ、
都内の切手イベント会場を徘徊するようになりました。
しかしこれがとてつもない量、種類、そしてどれもが素敵、
まさに底なし沼のような世界。
足下からゆっくり、ズブズブと沈んでゆくのです。
まずい、なにか、すがるものがほしい…


ところで、おこめつぶはが大好きです。
読むだけでなく、若い頃は文筆業を目指したこともあったとか、なかったとか。
本といえば、しおり
本読みにとってしおりはマストなのに、デザインがよくて、しかも使い勝手もいいしおりってあんまりないよなあと、常々思っていたのです。
どんなにかわいい凝ったしおりを使ってみても、結局のところ、文庫についてる出版社のオマケしおりが一番だなんて…。


そんな2つの悩みがぶつかってスパークし、すごい凡案が生まれました。

「切手しおりを作ろう!」

で、おこめつぶはKrabatに変身、とにかく作ってみることにしました!

切手しおり(布)2切手しおり(F)


チーズラベルしおり(F)切手エンプローブカード

気がついたら、チーズラベルしおりやエンプローブ・カードも作っていました。


これで一安心。
「素材だし」ということで、切手を買い集める言い訳が出来ました。

最近は、袋スタイルのしおりに凝っています。
親子しおり2

切手と一口に言っても、不足料金を追加するもの、ギザギザのない変形もの、エンボス加工など、いろんなものがあるんですよ。どれがどんなふうに使われるのか、勉強不足でまだよくわからないのですが。
この〈親子しおり〉は、そういった変形切手やエアメール・シールとグラシン紙の袋をあわせて、おたより風にしてみました。


さて、切手イベントに通ううち、面白いものを見つけました。
それは、いろんな国、いろんな街のご当地記念消印

消印=はんこ。
彫らないわけにはいきません。

フィリンゲン印面ドイツ、シュヴァルツヴァルト地方の小さな街、フィリンゲン(と読むと思うんです)のご当地消印です。「千年の都」なんですね。

海外消印海外消印2
他にもゲッティンゲンやヴュルツブルクなど、やっぱりドイツのものが素敵です。

フィリンゲンカード
消印はんこを使って、
こんなカードも出来ました。


Krabat 切手雑貨部門、始動です。









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レコードを捺しましょう!

扉

4歳の頃、父の転勤先と実家を頻繁に往復する車のなか、流れっぱなしのラジオから、
私の洋楽生活が始まりました。

学生時代はお小遣いもお年玉も、もらう先からLP盤に化けていきました。

すっかり大人になって、大変趣味のあう人と結婚。

その結果どうなったかというと、

レコードの山&壁に囲まれて暮らすことになりました。

歩けばジュエルケースが割れ、寝転べば平積みCDが崩れる日々。
「いったいどうしたらいいのかしらね、このCD?」
とイヤミを飛ばしたら、ダンナが一言。
「彫ればいいんじゃない?」

…あ、なるほどね。
そこに山があるなら登ればいいし、はんこがあるなら捺せばいい、
レコードがあるなら彫ればいいと。

its1.jpg
そんなわけで、今年から始まりました。

レコジャケはんこ、略して< レコはん >

某レコード店の名称に激似の響き…



さて、さっそく挑戦したのは…
 THE MILLENNIUM / Begin
ビギン
60年代ソフトロックの名盤。やはり最初はこれじゃないかと。
ポップなメロディーの乱れ打ち、一旦かけるとそのまま最後まで歌いきる1枚です。

 SONIC YOUTH / “Goo”
Goo.jpg
実は、私はあんまりソニックユースは聴いて来なかったのですが、「はんこ」ですぐに浮かんだジャケでした。ちょっとワルいはんこも彫ってみたかったんですね。
とにかく、Tシャツ姿のサーストンよ、永遠なれ!    


はんこのサイズは基本、CDジャケットの1/4。
アートワーク全体のものもあれば、一部を抜き出したものもあります。
今、アイディアを続々と暖め中。

ところで、レコジャケはんこを彫り始めた頃、
同タイミングでうれしいお誘いがありました。
東急東横線祐天寺駅近辺で、土日限定で営業しているちょっと変わった雑貨屋さん、minoria/松島屋(画像↓)から、「消しゴムはんこのワークショップをしませんか?」というお話をいただいたのです。
松島屋正面

とはいうものの、はんこを始めてまだ2年生のKrabat。
「とても人に教えられる腕前じゃないし」と一瞬躊躇しましたが、
いや待て、なにごとも挑戦、それなら先輩として一緒に学ぶ気持ちでやってみようと思いました。


minoria/松島屋さんについては、日を改めて、ワークショップの話題も絡めて詳述させていただきますね。
minoria/松島屋→

さて、記念すべきワークショップ第1回、「みんなにも捺してもらいましょう」とBeginのレコはんを持って行ったところ、けっこう受けたのに気をよくしたKrabat。
これから毎月のワークショップに併せて、月いちでレコはんを彫ることにしました!


レコはんは、大きさ、図案の入り込み具合、再現の正確さ、どれをとっても修行中のKrabatにはなかなか難題です。でも、ゴム板を前にしてデザインナイフを握ったとたん、頭の中でプレイボタンがオンになり、まるで自分とはんこと音楽が一体化しているように感じるんです。
それが、クセになるんですよねえ…。

ロデオの恋人(途中)

3回目には THE BYRDS / Sweet heart of the rodeo を、現在製作中。


レコはんシリーズ、12月まではがんばりたいと思っていますが、
さて、どこまで続けられますことか…。




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It's…

はんこ整列

先日、歯医者へ行ったんですが、
ドアを開けたら エリック・アイドルの“Always look on the bright side of life” が流れていました。

meets パイソンズ at 歯医者?!
もちろん有線ですがとたんにニッコニコ、歯石もノリノリでとってもらいました。
音楽の力ってすごいですね。

its1.jpg
 というわけで、「It's…」(始まるよ)!

 今日は< 消しゴムはんこ >前編です。



「はんこを彫るぞ!」と決心したとき、すぐに思い浮かんだのは
廉価版ケルムスコット・チョーサーの巻末にある飾り文字のアルファベットでした。
い、いきなりウィリアム・モリス…?
でも、アルファベットなら1デザインにつき26文字もあって、修行にはもってこいかも?えーい、どうせならいろんな飾り文字を彫ってやれっ
と、半ばやけくそ気味に始めたのですが…

半年後、気づいたらこんなことになってました。
ベネチアモリス

指差しアラベスク

イタリック小カントリーはんこ

このはんこに木の柄をつけ、一番上の写真の状態が完成です。
特別小さいもの以外、ひとつの大きさを約2cm×2cmでそろえてみました。


そんなとき、ダンナがアーサー・ラッカム挿絵の『マザーグース』を、古本屋さんで見つけてきたではありませんか。
これはいけません、彫らないわけには。
禊ぎをし、白装束に着替え(たような気持ちで)、彫りました。

小人はんこアップJPG


小人はんこ


これを彫り終えたとき、
ちょっとした感動がありました。

ようやく、スタート地点につけた感じがしたんです。




それでは、次回は< 消しゴムはんこ >後編で、お会いしましょう!

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はじめまして!

バナナのKrabat

この度ブログを始めました。おこめつぶと申します。
Krabatの名前で、消しゴムはんこ、切手雑貨などを製作しています。

普段は40代の主婦で、家族はダンナと猫の3人チーム。
家業を手伝いながら猫と庭の世話をし、土日に素材集め、イベント参加などしている毎日です。
Krabatの作品紹介も含め、これからこのブログで日々のよしなしごとなど綴って行きたいと思っております。
どうぞよろしくお願いします。

思い起こせば2年前の春、友人と二人でドイツに旅行しました。
ニュルンベルク

ちょうどその頃、長い間お小遣い稼ぎ程度にやっていた仕事が突然終わってしまい、これからの人生後半戦、さて、どのように進めよう?そんなことを考えていた時期でした。
「ま、いいや。ドイツで考えよ」
ということで、とりあえず旅立ちました。

クシ屋さん
ちなみに、このドイツ旅行ついては、同行した友人、ドール服作家のめいりんさんが詳細な旅行記をブログで公開しております。
興味を持たれた方がいらっしゃったら、ぜひご一読してみてください。↓
*mayrin*ちっちゃな世界


さて、なんの考えも浮かばないまま、あっという間に帰国。

しかし、2ヶ月ほど経ったある日、私は猛烈に消しゴムはんこを彫り出したのです!
にゃんこハンコ

マイスターの国、ドイツ・マジックでしょうか?
それまでの私は、もの作りに縁はあったものの、手芸や雑貨作りをやってみようと思ったことはなく、またちょっとちがう世界の住人でした。
いったい、何がおこめつぶに起こったか?

以来、時間をやりくりして、ちまちまと作り続けています。
そしてこの度、ようやくブログを開設できました。
いろんな方に見ていただけたらうれしいです。


次回からはしばらく、これまでの作品を紹介させていただこうと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

ところで、友人のめいりんさんは、ぐうたら+デジタルオンチのおこめつぶに代わって、この1年間ご自身のブログ上でKrabatの作品&活動紹介を快く引き受けてくれていました。いうなれば、ブログ内居候でしょうか。
ほんとに、ほんとにお世話になりました。
めいりんさんブログで読んでくださっていた方々も、これからは自力でなんとか頑張りたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いします〜。

めいりんさんブログのカテゴリに「手作り雑貨Krabat」もありますので、そちらのほうもよろしかったらのぞいてみてくださいね。


では、またお会いしましょう!

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