ブロッケン山のおこめつぶ

大掃除から遠く離れて

タイミング、ばっちり外してますが
皆様、メリークリスマス!

この12月は切手メイトのめしめし&ぺちさんとIさんから、
こんないただきものがありました。

超ミニミニ・キャンドル(めしさん作)とボタンとビール券セット(Iさん作)。
メリー・クリスマス
どちらもこの季節に似合って、ほのぼの可愛いです。
お二方とも、どうもありがとう!


さて、WSを終えたその後のおこめつぶ、
ゾンビ状態からユルユル脱出した頃には、
今年も残り僅かではないですか!

慌てて、上野の国立西洋美術館へ
〈 クラーナハ展 〉を観に行って来ました
国立西洋美術館


おこめつぶ、50年も日本で生きて来ましたが、
まとめて観られる機会が、これまでまったくなかったクラーナハ。
(気付かなかっただけかもですが)
本物にはドイツやベルギーでちょこちょこ出会ってきた程度で、
今回の大規模展覧会、とても楽しみにしてました。


展覧会内容や世界文化遺産登録について、
私ごときが語るのは控えるとして、
特筆すべきはまさかの顔ハメ発見。

クラナハ顔ハメ
クラーナハと
顔ハメ。
ちょっとない
組み合わせかと。

ユディトと
ホロフェルネス、
両方ハメられます。


もちろん、おこめつぶもハメて写真を撮りましたが(非公開)、
3人以上で行けば、人と一緒にハメられて、写真も撮れたのに
と残念でした。



ところで、遠出する日は機会を逃さず、
その街が誇る純喫茶を訪れるのが、我が家の習わし。
今回は上野の高級喫茶〈 古城 〉へお邪魔しました。

古城1
 壁のステンドグラス、

古城2
床のモザイク、


これぞまさに純喫茶の王道
古城3
しかも、どこもかしこもピッカピカに磨き上げられ、清潔感も満点。

これは
落ち着くじゃあ〜りませんか

古城4 古城でいただく
 ミルクセーキと
 コーヒーフロート。
 至福のひととき
 でした。




それから、またまた大慌てで川崎市民ミュージアムへ、
ケン・ローチ初期傑作集、特集上映を観に行きました。
映画フライヤー

予定や体力の都合で、
観ることができたのは『狩場の管理人』だけでしたが、
早起きした甲斐のある、味わい深い小品でした。

最後の作品になると言われている、ローチ監督の最新作も楽しみです。


同時期にフィルムセンターで上映されていた
〈 知られざる東ドイツ映画 〉は、残念ながら1本も行けず、でした。
おこめつぶの趣味的に、気になってしかたない作品も
少なくなかったのですが、
ゾンビに、横浜から京橋まで行けと言うのですかー!?
…川崎市民ミュージアムにて再上映、熱烈希望。




ところでゾンビ状態から人に戻ると、
WS準備優先で後回しに回し続けていたあれやこれやが、
一気に押し寄せて来たわけですが。
さりとて、残り時間は僅か。
次の最優先事項には、厳しい選択が待っていました。


本業、通常家事、年末大掃除、切手整理、次の雑貨製作

本業を怠るとおまんまの食い上げなので、これはしぶしぶ残り、
まず通常の家事仕事を元に戻す、が消えました。
折よく実家より、持って走ればラグビー出来そうなサイズの白菜が届いたので、
ここより、ディナーは毎晩、鍋に

次の雑貨製作は、WSに時間を費やした手前、消さざるをえず。


年末大掃除、切手整理、雑貨製作

あとは、大掃除が先か?切手整理が先か?
次に握るのは、ホーキか?ピンセットか?
さあ、どっちなのか???


やはりおこめつぶ、ダメな大人でした。

1612切手市場
3日の切手市場から始まって、
1612切手その他
めしさんへの柚子堂さんレクチャーも兼ねた年忘れ切手大会、
また、WS打ち合わせ込みのエスケー目白店さん通いと、
毎週のように切手を狩っていた12月。
目の前には、未整理のまま年を越すにはあまりな量の切手が…
ホーキを横に置いて、ピンセットを握ってしまったのであります。


大掃除から遠く離れて、されど大掃除を思いつつ、
12月の切手釣果、ご報告です。


切手市場、偶数月の目玉、ダミーさんのブースで、未使用揃いの切手を、
今回もたくさん購入しました。
1612市場Dさん11612市場Dさん2

昼過ぎから見てもこれですから、朝一で行くとどんなことになるのでしょうか…


それから偶数月のもうひとつのハイライト、
渋谷さんブースのパフォーマンスも最高でした。
1612市場Sさん
こめつぶ好みのメキシコ複十字切手。
かのイームズ夫妻もコレクションしていたというメキシコ土産が、切手でこんなに!


毎年12月の渋谷さんブースは、ほんとに楽しみです。
今年はクリスマスシールや複十字、
フィンランドのクリスマス柄ポストカードをたくさん持って来られ、
しかも脅威の激安価格。
営利を目的とせず、常に切手愛に溢れた
渋谷さんのアマチュアリズムに、またまた感激してしまいました。


それから、タカシマヤさんブースで、
今月もオランダの寄付金付き児童福祉切手をいろいろいただいたら、
1612市場Tさん1612柚子堂1

それに呼応したのか、柚子堂さんでもオランダ児童福祉がチラホラ。

オランダの古い児童福祉切手、今ぐいぐい引いてますよ〜
でも、本来決して安くはないアイテムなので、
竿が折れないよう、気をつけねば。


他に、柚子堂さんでは
1612柚子堂2
アメリカの州鳥と州花切手。
この日、これの美しいシートも出たのですが、
切手買い過ぎのため、使用済み単片で我慢しました。
左は、エスケーさんのダンボールで見つけた野生動物切手、未使用の田型。



柚子堂さんにて、ハンガリーの実物&スリナム寄付金付き児童福祉。
1612柚子堂3

左は切手市場にて、ドイツ寄付金付き虫シリーズ&サンマリノ蝶切手。
1612市場TD1612SK2

右はエスケースタンプにて、英国UPU100年切手。


エスケーさんでは、ドイツ寄付金付き虫のベルリン・ヴァージョンと、
長いことハヌケだった寄付金付き動物も揃いでいただけました。
1612SK1

ところで、ダミーさんのブースで、
ちまちま集めていたウガンダの花切手、揃いで発見!
1612ウガンダ
とホクホクしてたら、翌週エスケーさんでウガンダの鳥が始まりました。


この趣味に終わりなし



以上、12月の切手はこんな感じでした。



さて、ブロッケン山からのこめつぶ便りも、
これをもちまして2016年を終えたいと思います。

当ブログをたずねてくださった皆さま、
切手やはんこ活動でお世話になった皆さま、
誠にありがとうございました!
運がよければまた来年、よきご縁がもてますように。
ソフB&ブーケ
皆さま、よいお年を!パシッ(←ホーキをつかんだ音)




続きを読む

スポンサーサイト

PageTop

素敵じゃないか?

最近我が家にやってきた
この小さな絵本。

メッゲンハウス1



開くとドーンと
メッゲンハウス2
こうなります。


19世紀ドイツの仕掛け絵本作家メッゲンドルファーが作った
飛び出す絵本の復刻版ミニサイズです。


表の通りから雑貨屋さんに入り、
メッゲンハウス3


奥の家部分では子供達や女性の方が
その日の暮らしを送っています。
メッゲンハウス4


19世紀の風物やインテリア、
いちいちカワイイ動物達をじっくり見てると、
紙のジオラマのなかに吸い込まれそうです。

素敵じゃないですか?



それから、
先日生誕50周年記念で、
自分に人間ドックをプレゼント。

あまりうれしくなかったですが、大事なことですね。

受診のため、初めて訪れた街で見つけた
昭和のまんまの帽子屋さん。
帽子屋さん


壁付けの飾り棚も、ダブル吊り看板も、
素敵じゃないですか?


お店の奥では、年配のご夫婦がテレビを見ておられました。
タイムスリップ感満点のひとコマ。


ちなみに、長引く体調不良の不安もあって受けた人間ドックでしたが、
心臓まわりの精密検査では、まったく異常が出ず。
別方向から意表をついて
「これが、これ以上大きくなるとまずい
というものが見つかりました。
結果、よかったような、そうでもなかったような…。


複雑な思いを抱えつつ、
数日後
鎌倉のヴィンテージ雑貨店〈 パトローネ 〉さんで
今月いっぱい開催されているニットフェア
〈 冬支度展 〉を拝見してきました。

道ばたには、冷たい風に煽られるマリーゴールド。
  鎌倉マリーゴールド
がんばれよ。
でも、こんな季節に咲くんでしたっけ?


冬支度展では、パトローネさんよりすぐりの作家さん方の
帽子、ストール、ミトンなど、
どれもグッドデザインなうえに、ほんとにあったかそうでした。
鎌倉パトローネさん
素敵じゃないですか?


と言いつつ、ニットじゃないものばかり購入してしまった私。
ドライフラワーのブーケは、
今年金婚式を迎えたダンナのご両親へ。
大人クリスマス柄の大判ハンカチーフは、
いつもお世話になっているあの方へ。

プレゼントにかこつけて、買い物心が激化する季節ですね。
自分には、人間ドックで十分っすけど。


この日は、冒頭で紹介した仕掛け絵本のシリーズを探しに、
鎌倉の仕掛け絵本専門店
その名も〈 メッゲンドルファー 〉へも寄りたかったのですが、
パトローネさんですっかり長居をしてしまい、
またの機会に譲りました。
鎌倉、また近々行かねば。



ところで、長々と動悸・息切れなどの症状に悩まされて来たおこめつぶ。
最近になって、鍼灸治療が功を奏しはじめ、少しずつ体調が改善されつつあります。
そのおかげで、ぼんやりとわかったことが。

あの呼吸困難の原因のひとつは、
ここ数年の
はんこの彫り過ぎが嵩じた肩こりだったようなんです。

心臓じゃなくて、ただの肩こり!?

いや、50代の肩こり、なめたらあかんぜよ。
にしても、どんだけ彫ってたんですか、私は。


でも、肩こりが原因だなんて、想像もしなかったのは不幸中の幸い。
わかっていたら、今日まではんこを彫り続けられたかどうか…。


完全復活まではまだまだ時間がかかりそうですが、
それでも懲りずに

sxs6中景
12月17日(土)
トラッド目白2F イベントスペースにて
STAMP×STAMP 消しゴムはんこワークショップ
開催です。 
皆様のご参加、心よりお待ちしております。

イベント内容、ご予約方法等、前掲記事に詳述しております。
ご興味おありの方、どうぞご一読ください!



おこめつぶことKrabat、
肩に鍼(貼るタイプ)を仕込んで、現在WSの猛烈準備中。

素敵じゃ…ないですね、あんまり。




続きを読む

PageTop

目黒のさんぽ

突然ガクンと秋ですね。
皆さん、この気温差について行ってますか?


さて、と言えばさんまさんまと言えば目黒
とこじつけて、秋の目黒へ遊びに行ってきました。

目黒扉



ゆっくり午後から出かけ、まずは自然教育園へ。
この日はこめつぶ夫婦 + ネコ会チームのネコ本博士とご一緒に。


JR目黒駅と地下鉄白金台駅の間にある
自然教育園は、都会のど真ん中のうっそうとしたジャングル。
土地本来の植生そのままなんだそうです。

曇り空、広大な秋枯れの雑木林。
植物園2 植物園4

植物園3 植物園1

カメラ片手に巨木を見上げていたら、連れはずんずん前へ。待って〜


 植物園6

この季節、花は少ないですが、かわりにいろんな実を鑑賞。
丸いの、四角いの、ぶどうみたいなの、いろいろありました。
足下はどんぐりだらけ。
連れの二人は、この機会に蒲の穂をニギニギ。

植物園5 植物園7
ホトトギスだけは満開。
水生植物園で、コサギに出会いました。



植物園8
 自然教育園の
 トップスター、
 ←『物語の松』

デカ過ぎて、画面からはみだす。


野鳥の声やいろんな木の種を学べる展示室で、
ひときわ異彩を放つ、手作り感満点のどんぐり細工を発見。
   どんぐり1


どんぐり2どうやら
作り出したら
止まらなくなった
職員さんが
いるようです。→



それから、
変わった植物を見たら、とりあえず匂いをかぐという
ネコ本博士の相当進んだネコ化現象が、印象的に残りました。





日が短くなって、夕闇が迫って来た頃、
自然教育園のお隣の、庭園美術館へ。

庭園美術館

この日のメインは、実はこちら。
フランスの現代美術家、クリスチャン・ボルタンスキー展でした。
展示作品数が相当少ないだろうことを予想し、
自然教育園と込みにしたのですが。

残念なことに、やっぱ少なかったです。


でも、こちらの世界からあちらの世界に入って行くような、
幽玄なインスタレーションにしばし時を忘れました。

ボルタン1 ボルタン2

実際はもっとずっと暗いんですが、カメラが勝手に補正。
う〜ん、雰囲気が台無しに。


こちらはネコ本博士が送って下さった画像。↓
  IMG_20161022_234853.jpg
この作品、覗き窓からずっと冷たい風が吹きつけてて、
影が揺れると同時に、なんとも言えない彼岸感。

風、匂い、振動など、普段は意識しない空気の存在が、
じわじわと体にしみて来るような展覧会でした。



自然と芸術に親しんだあとは、
プラチナ通りでお茶&お夕食。

オスロカフェ オスロカフェ
 で、まずは
 ネコ談義



利庵1
通り向いの
おそば屋さん、
利庵では
さらに
音楽や映画の話が
白熱。



ネコ本博士の、粋な晩酌セット。
 利庵2

利庵3
ノンアルコールな
子供夫婦の我々には、
そば屋のお銚子が新鮮。

私は、柚子を練り込んだ
柚子切りそばをいただきました。



帰り道、
オシャレなプラチナ通りに突然、こんなものが。
消化器

消火器って、こんなに種類があるんですかっ?!


と、最後はびっくりして楽しい目黒散歩を終えました。



これまでじっくり行ったことがなかったのですが、
ディープな自然あり、芸術あり、おそばあり、消火器ありの目黒。
寄生虫博物館も残ってますので、またぜひ出掛けたいと思いました。
冒頭の落語ネタに引っ掛けて言えば


「やっぱり、さんぽは目黒にかぎる」



おあとがよろしいようで。

続きを読む

PageTop

サンセット・オブ・クロコダイル

すっきりしないお天気が続きますね。

そんななか、
クエイ兄弟の展覧会を観に、葉山の近代美術館へ行ってきました。
クエイ看板


以前この美術館に来たのは
ヤン・シュヴァンクマイエル展だったので、
ほぼ10年ぶりくらい?(ユーリ・ノルシュテイン展は見逃してます…)
クエイ兄弟とのお付き合い(いちファンとして)も、
日本に初めて紹介された時分からもう30年…

ほんとにまあ、ときのたつのは早いこと…



葉山行きのバスに乗る前に、
まずは逗子でお昼の腹ごしらえ。

逗子石臼そば

駅のロータリーとは
反対側にある、
〈 石臼そば 〉で、
カレーそば
をいただきました。↓

逗子カレーそば

おそばやさんにカレーそばがあると、
どうにも頼まずにいられない私。
こちらのカレーそばは、
これまでちょっと経験ないほどに本格カレーでした。

それもそのはず、店長さんはバングラディシュの方だそうで。
カレーとの向き合い方がちがうんでしょうね。
やや重めのもっちりしたおそばに、
だしベースでありながらスパイシーなカレーが
絡む、絡む

一杯で満腹のボリュームでした。


お腹はふくれましたが、まだバスには乗りません。
逗子も久しぶりなので、楽しむ気満々。

亀焼
 次に、亀焼き
 求めに行ったのですが、

16日お休み
なんとピンポイントでお休み…
しゃあないですね。


洋菓子の珠屋さんには帰りに寄ることにして、
ようやくバス乗車。


神奈川県立近代美術館 葉山に到着。
こけし彫刻
アートこけしがお出迎え。


クエイ兄弟は、アメリカ・フィラデルフィア出身、
80年代からロンドンで活躍してきた
双子のヴィジュアル・アーティストです。
作品は時代に沿ってイラストレーション、アートアニメ、
実写映画、舞台美術などなど。

学生時代、東欧の文化からインスピレーションを受け、
シュヴァンクマイエルに出会い、
イラストレーションからアートアニメの道へ、
一貫してとてもアメリカ人とは思えない
暗ーい暗ーい世界を表現して来ましたが…

クエイPC(ポストカードでは伝わらない、ああ…)

いや、待てよと。
今回の展覧会で改めて思ったんですが、
デヴィッド・リンチ(映画監督)や
ジョエル・ピーター・ウィトキン(写真家、そして双子!)も、
とてつもなくダークでビザールな独自の世界を追究して来たアメリカ人。
そこにはやっぱり共通項があるように感じました。
皆さん、なぜかオブセッションまみれ…


展覧会自体は、
プロジェクターによる作品の上映や、
画像データのパネル展示がけっこう場所をとっていて、
クリーチャーやセットの実物は少なめでした。
初期の鉛筆画やブックデザイン、
デュシャン風のぞき箱あたりが面白かったです。
アジア初の本格的な展覧会なのに、ちょっと残念…
でも、「クエイ兄弟の展覧会を開く」っていうだけで、
すでにすごい気もします。
美術館に感謝せねば。


NHK『日曜美術館』で採り上げられたにも関わらず、
葉山という場所柄か、さすがに会場はスキスキ…
とはいえ、遠路はるばるやってきたらしい、ゴス系の若い女の子もチラホラ。


会場内で、唯一写真撮影OKだった作品。
クエイ展示作品

う〜ん。
クエイ兄弟のすごいところが伝わるかどうか、謎ですが、
「どんどんSNSに流してね!」みたいな張り紙がしてあったので、
美術館のがんばりに敬意を表して。


それでも3時間近く観てたようです。
美術館を出たのは閉館間際でした。

建物のすぐ後ろが海岸で

葉山夕日
地平線に沈む夕日を鑑賞。
なんか、シミますねえ。
ブラザーズ・クエイの病気ワールドを経巡った後の日没
やっとお母さんのお腹から出て来たら、世界の終わりだった、みたいな。



その後バスで逗子へ戻り、
珠屋さんでお茶、と思ったらもう閉店!?
逗子、店じまい早っ!!


ならば、行きがけにバスの窓から、
「エレガントショップ ヒツジヤ」というファサードをかいま見、
気になっていた〈 カフェ カミーナ 〉さんへ。
喫茶カミーナ

どうやら紳士服店だった時代の内装を残して、
70年代エレガントなカフェにされてるんですね。


アート鑑賞はお腹が減るらしく、ワッフル2ピースをペロリ。
いつもの食べかけ
お皿がこんなになるまで、
カメラは忘却の彼方。
いつもこんなですいません。


たまにしか来れませんが、
昭和の風情も残っている逗子のまち、いいですね。
ついつい遅くまでゆっくりしてしまい、



おかげで晩ご飯も
大船軒押寿し
こうなってしまいましたとさ。



クエイ・ワールドと逗子グルメの
ギャップがすごい1日でした。



続きを読む

PageTop

インスタント旅行。

そろそろ夏も終わりですね。


今年も海
海2016夏
へ行けませんでした。
(画像はダンナが撮って来た江ノ島です…トホホ)


海どころか、
最近行ったといえば病院マッサージばかり…

それから、精をつけねばと

宮川学芸大学の
宮川さんに

うな重2016
 うなぎを食べに
 行ったぐらいで。



去年の夏に比べれば、体調も多少はマシな気がしますが、
自分がこの状態に慣れただけかもしれません。
依然として半病人


猛暑のなか、イベントに旅行にと、
あちこち飛び回られている周囲の皆さんから、
ただただ、お便りやお土産をせしめる、うらぶれた夏でした。

 パイナップルケーキ
↑こちらはめいりんさんからの台湾土産、パイナップルケーキ。
いつもどうもすいません…


はんこ活動も、在庫の補充をする程度で、いまいち停滞気味。
はんこ補充
細かい手作業、どうもあんまり心臓によくないみたいで…
軽く袋小路であります。

そういえばリオ・オリンピックも
「始まった」、「終った」以外、全部スルーでした。
っていうか、地球の地軸がずれてるほうがよっぽど気になって。
今、いったい地球になにが起こっているのでしょうか!?
ああ、気になる。
〈 What's happening to 地軸? 〉はんこ、彫るべきかしら…


暗いことばっかりですいません。
でも、世の中絶好調の方ばかりじゃなくて、
なかにはこんな人もいないと。



さて、地味な療養生活も長くなると、ブログのネタにも困ります。
ほんと、毎日なんのトピックもないもんで。
そうなると話題は、
書き出すと止まらないので、普段は自主規制している
インスタント旅行(=映画)のほうへ。

最近心に残った2時間旅の土産話でも。


現在公開中の『シング・ストリート 未来へのうた』で、
80年代半ばのダブリンへ行ってきました。

シングストリート
↑アナログスタイルの凝ったパンフ。使用後(左)←使用前(右)
見よ、このロバくんヘアーにおかん(多分)のレインコート!

大不況まっただなかのダブリン、父親は失業中、母親は浮気中で、
家庭も崩壊まっただなかの高校生コナーが、
年上の女の子の気をひきたくて、
やけくその見切り発車でバンドを始める青春ストーリー。
時は80年代、すぐお隣のイギリスでは、
当時、第2次ブリティッシュ・インベージョンと呼ばれた、U.K.ニュー・ウェイヴ、
ニューロマンティクスの人気が爆発的に世界に広がっている時代。
女の子きっかけとはいえ、ロック通の兄キの厳しい指導や、
実は案外精鋭ぞろいのメンバーに助けられて、
バンドは予想外にスピード展開、みんなの大きな希望になっていくのです。

もちろんアイルランドの緑と白、港や岸壁の景色も素敵ですが、
デュランデュラン→スパンダー・バレエ→ザ・キュアーと、
もろ見たまんまでヴィジュアルのステージを上げて行く主人公たちのファッション、
楽曲アレンジやバンド演奏の成長ぶりを、
テンポよく細やかに見せて行く話運びは、
さすが『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督作品。
80年代当時を知る世代にはそのまんま笑え、
知らない世代も、恋あり、音楽ありの
無鉄砲な青春物語で楽しませてくれます。
元ミュージシャンで、音楽映画を撮り続けているカーニー監督、
前2作以上にストレートに楽しめる内容に、
「これはやったな」と思っていたら、
早くも『スパイナル・タップ』や『コミットメンツ』
『あの頃ペニー・レインと』といった
〈 架空のバンドもの映画 〉の傑作に仲間入りしてるんですってね。
それも納得。いい旅でした!



それから、こちらは9月10日から公開の作品ですが、
運よく先に観られる機会がありました。
グッバイサマー
『グッパイ、サマー』ではフランス、
ヴェルサイユからディジョンまでの田舎道を、
ヘンテコな車で中学生2人とドライヴでした。


チビで華奢、14歳なのに女の子と間違われてしまうダニエルと、
機械いじりが趣味の風変わりな転校生テオ。
クラスで浮いてる二人がひょんなことから親しくなり、
夏休みにはハンドメイドの偽装車(!?)で、
家族にウソをついてこっそり大冒険へ!

ミシェル・ゴンドリー監督最新作ということで、
楽しみにされてる方も多いかと思います。
個人的にゴンドリー監督は、作品によって楽しめたり、そうでもなかったり、
波があるので、期待値はそんなに高くなかったのですが、
実は今回「まさにこういうのが観たかったんですよ、監督!」と
ハグしたくなるほどに素敵な映画でした!

というのも、
いち映画ファンおこめつぶの脳内ビデオレンタル屋には、
〈ラブコメ〉〈ミステリー〉〈アクション〉みたいな感じで
〈フランスの子供映画〉というコーナーが、勝手にありまして。
そのコーナーには、
子供が主人公のフランス映画だったらなんでもあるわけではなくて。
ジャン・ヴィゴの『新学期・操行ゼロ』に始まり、
アルベール・ラモリスの『赤い風船』や『白い馬』、
『地下鉄のザジ』『好奇心』『さよなら、子供たち』のようなルイ・マル作品、
そしてもちろんイヴ・ロベールの『わんぱく戦争』といったような、
大人から見ると、何をしでかすかわからない、
どうにも手に負えない悪ガキ作品ばかり集まってます。
(もちろん他にもたくさんありますが、個人の趣味度が高いものを挙げてます)

フランス以外にも、世界中に秀逸な子供映画はたくさんありますけど。
でも、なんでしょう?
あの、フランスのそういった映画に漂う、独特の優雅さやリリシズム。
作っている大人も子供パワー全開でありながら、
よくもあしくも自由で純粋な子供世界への、
驚きと共感が同時に伝わって来るような…。

この映画も、
なんだか知らないけど、なにかと格闘している主人公二人の、
時にチラ見えるちがったタイプの繊細さや、
つぶやきが余韻を残す切ない幕切れがたまらなかったです。
おこめつぶの偏った〈フランスの子供映画〉コーナーに、
ゴンドリー監督の『グッバイ、サマー』、文句無し新入荷。


考えてみたらこの監督、MTV出身でカルチャー寄りの、
オシャレ映画のイメージが強い方ですが、
これまでずっと、大人になりきれなかったり、
特になる気もなかったりする、フワフワした人たちのお話を、
イマジネーション豊かにユーモラスに描き続けて来てますよね。
そう思うと、いつか抜群な子供映画を撮るのは、必然だったような気もします。
『エターナル・サンシャイン』や『ムード・インディゴ』もよいですが、
ぜひまたこんな、愉快なインスタント旅、させてください!


と、いろいろ観たなかで、
気持アップリフティングな2時間旅を2本ご紹介でした。
(あくまでもいち映画ファンの感想ですので、固有名詞の誤表記、内容の記憶ちがいなど
 あった場合は、笑って許してくださいね。)



が、今おこめつぶは、
気を引き締めて、新たなインスタント旅の準備へ。

9月ついに、70年代初頭、激動のチリへ飛びます。

チリの闘い

昨年、日本でも最近作が2本劇場公開された
パトリシオ・グスマン監督の、
史上最高のドキュメンタリーと言われる作品。
『チリの闘い』3部作、計4時間を超える、
チリが経験した政治的危機の記録の集大成です。


長い、過酷な旅となりそうです。
でも、行ってきます。


無事に戻って来れるのか、私?
(ドキュメンタリーの場合、
 ヘタすると2〜3ヶ月気持が行ったまんまのことも…)



続きを読む

PageTop