ブロッケン山のおこめつぶ

All things must pass

ギャーーッ

もう終る、終るじゃないですかっ!
チェコ&ポーランド映画祭1

この秋、めちゃ楽しみにしていた
60年代チェコスロヴァキア映画祭

ポーランド映画祭 2017

12月1日までのチェコは
もはや、全滅
ポーランドも目白WSの前日までって…
イベント直前時期だけど、
どっちも1、2本は観られる気がしていたのに…

やはり敗因は
ダンナの発病&入院、それに伴う食生活の大改造、
それだけで11月中旬をごっそり持って行かれたことでしょう。
2週間ほど、小麦のことしか考えられませんでした。
今ふと我にかえれば、北欧マルシェまであと1週間。

チェコスロヴァキア・ヌーヴェルバーグを代表するヤン・ニェメツ監督作品も
カレル・ゼマンの珍しい実写映画も、
まだ上映プログラムは残ってますが、
今このタイミングでシレッと映画を観に行くような肝っ玉はなく…


こうやって、
バタバタしているうちにすべてが過ぎ去って行くんですね。
(そうなのね、ジョージ…)


…いや、待て
ポーランドを諦めるのはまだ早い(と思いたい)。


チェコ&ポーランド映画祭2
今回の目玉はイェジー・スコリモフスキ監督の『早春』。
ファンの方の間ですでにえらい盛り上がってるらしいです。

とりあえず『早春』は、
来年1月にデジタルリマスター版で公開されるそうなので、
一安心として。
レムやベクシンスキーのドキュメンタリーも観たいのは山々ですが、
せめてカヴァレロヴィッチの『影』か、
ジヴォルスキの短編ドキュメンタリープログラムか、
どっちかには、用事のついでをやりくりして駆けつけたい。
最後まで諦めないために、
先にチケットをゲットしてしまいましたっ(自分に喝!)


可哀想な私(自業自得ですが)のかわりに、
皆さん、ご興味おありでしたらぜひチェックしてください!
暗い、暗いと思われ勝ちな東欧映画ですが、
そこにはヨーロッパの奥座敷的感覚がたっぷりつまってます。
切手好きの方も、絵本や手工芸好きの方も、
日頃チェコやポーランドのものに馴染みが深いはず。
おこめつぶはどこの国にも、
まずは映画やアート、音楽、文学などから馴染んできたので、
時々、ヨーロッパへの興味が切手や雑貨や旅行だけでは
もったいないように思うんです。


チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ
渋谷のシアター・イメージフォーラムで12月1日まで → 

ポーランド映画祭 2017
恵比寿の東京都写真美術館ホールで12月1日から15日まで → 


よろしければ、ぜひ!




ふ〜。
イベント終了後までブログを書かないつもりでしたが、
あまりに悔しくて、つい更新してしまいました。
ついでですから、目下かかえているダブル・イベントの現況を。


12月16日(土)トラッド目白での、
STAMP×STAMP 消しゴムはんこワークショップは、
1712SXS扉
おかげさまで、
13時スタート、16時スタートの2回分とも、満席となりました。
ご予約いただいたみなさま、どうもありがとうございます!

これが「もういくつねると」パワーでしょうか?
予約開始1週間で満席なんて常にはないことなので、
うれしいながらも、講師、きょとんとしております。

ともあれ、みなさま
2時間のマイ・スタンプ作り、楽しんで下さいね!
残念ながら間に合わなかった方、もしおられましたら、
これに懲りず、また来年どうぞよろしくお願いいたします。


それから、開催までついに1週間を切った北欧マルシェ
北欧最終
この週末が、天王山です。
…天王山の意味がちゃんとわかってないですが。

そう、ブログ書いてる場合じゃないと同時に、
今さら焦ってもしょうがなくもあります。

上の画像は、今回最後の製作物(現在、試作中)。
今回も、頼もしい諸先輩がたの胸をお借りしつつ、
イベントの箸休め的立ち位置で、
我流北欧テイストをお客様に楽しんでいただけるよう、
日夜がんばっておりますよ
いや、ほんと…

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大掃除から遠く離れて

タイミング、ばっちり外してますが
皆様、メリークリスマス!

この12月は切手メイトのめしめし&ぺちさんとIさんから、
こんないただきものがありました。

超ミニミニ・キャンドル(めしさん作)とボタンとビール券セット(Iさん作)。
メリー・クリスマス
どちらもこの季節に似合って、ほのぼの可愛いです。
お二方とも、どうもありがとう!


さて、WSを終えたその後のおこめつぶ、
ゾンビ状態からユルユル脱出した頃には、
今年も残り僅かではないですか!

慌てて、上野の国立西洋美術館へ
〈 クラーナハ展 〉を観に行って来ました
国立西洋美術館


おこめつぶ、50年も日本で生きて来ましたが、
まとめて観られる機会が、これまでまったくなかったクラーナハ。
(気付かなかっただけかもですが)
本物にはドイツやベルギーでちょこちょこ出会ってきた程度で、
今回の大規模展覧会、とても楽しみにしてました。


展覧会内容や世界文化遺産登録について、
私ごときが語るのは控えるとして、
特筆すべきはまさかの顔ハメ発見。

クラナハ顔ハメ
クラーナハと
顔ハメ。
ちょっとない
組み合わせかと。

ユディトと
ホロフェルネス、
両方ハメられます。


もちろん、おこめつぶもハメて写真を撮りましたが(非公開)、
3人以上で行けば、人と一緒にハメられて、写真も撮れたのに
と残念でした。



ところで、遠出する日は機会を逃さず、
その街が誇る純喫茶を訪れるのが、我が家の習わし。
今回は上野の高級喫茶〈 古城 〉へお邪魔しました。

古城1
 壁のステンドグラス、

古城2
床のモザイク、


これぞまさに純喫茶の王道
古城3
しかも、どこもかしこもピッカピカに磨き上げられ、清潔感も満点。

これは
落ち着くじゃあ〜りませんか

古城4 古城でいただく
 ミルクセーキと
 コーヒーフロート。
 至福のひととき
 でした。




それから、またまた大慌てで川崎市民ミュージアムへ、
ケン・ローチ初期傑作集、特集上映を観に行きました。
映画フライヤー

予定や体力の都合で、
観ることができたのは『狩場の管理人』だけでしたが、
早起きした甲斐のある、味わい深い小品でした。

最後の作品になると言われている、ローチ監督の最新作も楽しみです。


同時期にフィルムセンターで上映されていた
〈 知られざる東ドイツ映画 〉は、残念ながら1本も行けず、でした。
おこめつぶの趣味的に、気になってしかたない作品も
少なくなかったのですが、
ゾンビに、横浜から京橋まで行けと言うのですかー!?
…川崎市民ミュージアムにて再上映、熱烈希望。




ところでゾンビ状態から人に戻ると、
WS準備優先で後回しに回し続けていたあれやこれやが、
一気に押し寄せて来たわけですが。
さりとて、残り時間は僅か。
次の最優先事項には、厳しい選択が待っていました。


本業、通常家事、年末大掃除、切手整理、次の雑貨製作

本業を怠るとおまんまの食い上げなので、これはしぶしぶ残り、
まず通常の家事仕事を元に戻す、が消えました。
折よく実家より、持って走ればラグビー出来そうなサイズの白菜が届いたので、
ここより、ディナーは毎晩、鍋に

次の雑貨製作は、WSに時間を費やした手前、消さざるをえず。


年末大掃除、切手整理、雑貨製作

あとは、大掃除が先か?切手整理が先か?
次に握るのは、ホーキか?ピンセットか?
さあ、どっちなのか???


やはりおこめつぶ、ダメな大人でした。

1612切手市場
3日の切手市場から始まって、
1612切手その他
めしさんへの柚子堂さんレクチャーも兼ねた年忘れ切手大会、
また、WS打ち合わせ込みのエスケー目白店さん通いと、
毎週のように切手を狩っていた12月。
目の前には、未整理のまま年を越すにはあまりな量の切手が…
ホーキを横に置いて、ピンセットを握ってしまったのであります。


大掃除から遠く離れて、されど大掃除を思いつつ、
12月の切手釣果、ご報告です。


切手市場、偶数月の目玉、ダミーさんのブースで、未使用揃いの切手を、
今回もたくさん購入しました。
1612市場Dさん11612市場Dさん2

昼過ぎから見てもこれですから、朝一で行くとどんなことになるのでしょうか…


それから偶数月のもうひとつのハイライト、
渋谷さんブースのパフォーマンスも最高でした。
1612市場Sさん
こめつぶ好みのメキシコ複十字切手。
かのイームズ夫妻もコレクションしていたというメキシコ土産が、切手でこんなに!


毎年12月の渋谷さんブースは、ほんとに楽しみです。
今年はクリスマスシールや複十字、
フィンランドのクリスマス柄ポストカードをたくさん持って来られ、
しかも脅威の激安価格。
営利を目的とせず、常に切手愛に溢れた
渋谷さんのアマチュアリズムに、またまた感激してしまいました。


それから、タカシマヤさんブースで、
今月もオランダの寄付金付き児童福祉切手をいろいろいただいたら、
1612市場Tさん1612柚子堂1

それに呼応したのか、柚子堂さんでもオランダ児童福祉がチラホラ。

オランダの古い児童福祉切手、今ぐいぐい引いてますよ〜
でも、本来決して安くはないアイテムなので、
竿が折れないよう、気をつけねば。


他に、柚子堂さんでは
1612柚子堂2
アメリカの州鳥と州花切手。
この日、これの美しいシートも出たのですが、
切手買い過ぎのため、使用済み単片で我慢しました。
左は、エスケーさんのダンボールで見つけた野生動物切手、未使用の田型。



柚子堂さんにて、ハンガリーの実物&スリナム寄付金付き児童福祉。
1612柚子堂3

左は切手市場にて、ドイツ寄付金付き虫シリーズ&サンマリノ蝶切手。
1612市場TD1612SK2

右はエスケースタンプにて、英国UPU100年切手。


エスケーさんでは、ドイツ寄付金付き虫のベルリン・ヴァージョンと、
長いことハヌケだった寄付金付き動物も揃いでいただけました。
1612SK1

ところで、ダミーさんのブースで、
ちまちま集めていたウガンダの花切手、揃いで発見!
1612ウガンダ
とホクホクしてたら、翌週エスケーさんでウガンダの鳥が始まりました。


この趣味に終わりなし



以上、12月の切手はこんな感じでした。



さて、ブロッケン山からのこめつぶ便りも、
これをもちまして2016年を終えたいと思います。

当ブログをたずねてくださった皆さま、
切手やはんこ活動でお世話になった皆さま、
誠にありがとうございました!
運がよければまた来年、よきご縁がもてますように。
ソフB&ブーケ
皆さま、よいお年を!パシッ(←ホーキをつかんだ音)




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素敵じゃないか?

最近我が家にやってきた
この小さな絵本。

メッゲンハウス1



開くとドーンと
メッゲンハウス2
こうなります。


19世紀ドイツの仕掛け絵本作家メッゲンドルファーが作った
飛び出す絵本の復刻版ミニサイズです。


表の通りから雑貨屋さんに入り、
メッゲンハウス3


奥の家部分では子供達や女性の方が
その日の暮らしを送っています。
メッゲンハウス4


19世紀の風物やインテリア、
いちいちカワイイ動物達をじっくり見てると、
紙のジオラマのなかに吸い込まれそうです。

素敵じゃないですか?



それから、
先日生誕50周年記念で、
自分に人間ドックをプレゼント。

あまりうれしくなかったですが、大事なことですね。

受診のため、初めて訪れた街で見つけた
昭和のまんまの帽子屋さん。
帽子屋さん


壁付けの飾り棚も、ダブル吊り看板も、
素敵じゃないですか?


お店の奥では、年配のご夫婦がテレビを見ておられました。
タイムスリップ感満点のひとコマ。


ちなみに、長引く体調不良の不安もあって受けた人間ドックでしたが、
心臓まわりの精密検査では、まったく異常が出ず。
別方向から意表をついて
「これが、これ以上大きくなるとまずい
というものが見つかりました。
結果、よかったような、そうでもなかったような…。


複雑な思いを抱えつつ、
数日後
鎌倉のヴィンテージ雑貨店〈 パトローネ 〉さんで
今月いっぱい開催されているニットフェア
〈 冬支度展 〉を拝見してきました。

道ばたには、冷たい風に煽られるマリーゴールド。
  鎌倉マリーゴールド
がんばれよ。
でも、こんな季節に咲くんでしたっけ?


冬支度展では、パトローネさんよりすぐりの作家さん方の
帽子、ストール、ミトンなど、
どれもグッドデザインなうえに、ほんとにあったかそうでした。
鎌倉パトローネさん
素敵じゃないですか?


と言いつつ、ニットじゃないものばかり購入してしまった私。
ドライフラワーのブーケは、
今年金婚式を迎えたダンナのご両親へ。
大人クリスマス柄の大判ハンカチーフは、
いつもお世話になっているあの方へ。

プレゼントにかこつけて、買い物心が激化する季節ですね。
自分には、人間ドックで十分っすけど。


この日は、冒頭で紹介した仕掛け絵本のシリーズを探しに、
鎌倉の仕掛け絵本専門店
その名も〈 メッゲンドルファー 〉へも寄りたかったのですが、
パトローネさんですっかり長居をしてしまい、
またの機会に譲りました。
鎌倉、また近々行かねば。



ところで、長々と動悸・息切れなどの症状に悩まされて来たおこめつぶ。
最近になって、鍼灸治療が功を奏しはじめ、少しずつ体調が改善されつつあります。
そのおかげで、ぼんやりとわかったことが。

あの呼吸困難の原因のひとつは、
ここ数年の
はんこの彫り過ぎが嵩じた肩こりだったようなんです。

心臓じゃなくて、ただの肩こり!?

いや、50代の肩こり、なめたらあかんぜよ。
にしても、どんだけ彫ってたんですか、私は。


でも、肩こりが原因だなんて、想像もしなかったのは不幸中の幸い。
わかっていたら、今日まではんこを彫り続けられたかどうか…。


完全復活まではまだまだ時間がかかりそうですが、
それでも懲りずに

sxs6中景
12月17日(土)
トラッド目白2F イベントスペースにて
STAMP×STAMP 消しゴムはんこワークショップ
開催です。 
皆様のご参加、心よりお待ちしております。

イベント内容、ご予約方法等、前掲記事に詳述しております。
ご興味おありの方、どうぞご一読ください!



おこめつぶことKrabat、
肩に鍼(貼るタイプ)を仕込んで、現在WSの猛烈準備中。

素敵じゃ…ないですね、あんまり。




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目黒のさんぽ

突然ガクンと秋ですね。
皆さん、この気温差について行ってますか?


さて、と言えばさんまさんまと言えば目黒
とこじつけて、秋の目黒へ遊びに行ってきました。

目黒扉



ゆっくり午後から出かけ、まずは自然教育園へ。
この日はこめつぶ夫婦 + ネコ会チームのネコ本博士とご一緒に。


JR目黒駅と地下鉄白金台駅の間にある
自然教育園は、都会のど真ん中のうっそうとしたジャングル。
土地本来の植生そのままなんだそうです。

曇り空、広大な秋枯れの雑木林。
植物園2 植物園4

植物園3 植物園1

カメラ片手に巨木を見上げていたら、連れはずんずん前へ。待って〜


 植物園6

この季節、花は少ないですが、かわりにいろんな実を鑑賞。
丸いの、四角いの、ぶどうみたいなの、いろいろありました。
足下はどんぐりだらけ。
連れの二人は、この機会に蒲の穂をニギニギ。

植物園5 植物園7
ホトトギスだけは満開。
水生植物園で、コサギに出会いました。



植物園8
 自然教育園の
 トップスター、
 ←『物語の松』

デカ過ぎて、画面からはみだす。


野鳥の声やいろんな木の種を学べる展示室で、
ひときわ異彩を放つ、手作り感満点のどんぐり細工を発見。
   どんぐり1


どんぐり2どうやら
作り出したら
止まらなくなった
職員さんが
いるようです。→



それから、
変わった植物を見たら、とりあえず匂いをかぐという
ネコ本博士の相当進んだネコ化現象が、印象的に残りました。





日が短くなって、夕闇が迫って来た頃、
自然教育園のお隣の、庭園美術館へ。

庭園美術館

この日のメインは、実はこちら。
フランスの現代美術家、クリスチャン・ボルタンスキー展でした。
展示作品数が相当少ないだろうことを予想し、
自然教育園と込みにしたのですが。

残念なことに、やっぱ少なかったです。


でも、こちらの世界からあちらの世界に入って行くような、
幽玄なインスタレーションにしばし時を忘れました。

ボルタン1 ボルタン2

実際はもっとずっと暗いんですが、カメラが勝手に補正。
う〜ん、雰囲気が台無しに。


こちらはネコ本博士が送って下さった画像。↓
  IMG_20161022_234853.jpg
この作品、覗き窓からずっと冷たい風が吹きつけてて、
影が揺れると同時に、なんとも言えない彼岸感。

風、匂い、振動など、普段は意識しない空気の存在が、
じわじわと体にしみて来るような展覧会でした。



自然と芸術に親しんだあとは、
プラチナ通りでお茶&お夕食。

オスロカフェ オスロカフェ
 で、まずは
 ネコ談義



利庵1
通り向いの
おそば屋さん、
利庵では
さらに
音楽や映画の話が
白熱。



ネコ本博士の、粋な晩酌セット。
 利庵2

利庵3
ノンアルコールな
子供夫婦の我々には、
そば屋のお銚子が新鮮。

私は、柚子を練り込んだ
柚子切りそばをいただきました。



帰り道、
オシャレなプラチナ通りに突然、こんなものが。
消化器

消火器って、こんなに種類があるんですかっ?!


と、最後はびっくりして楽しい目黒散歩を終えました。



これまでじっくり行ったことがなかったのですが、
ディープな自然あり、芸術あり、おそばあり、消火器ありの目黒。
寄生虫博物館も残ってますので、またぜひ出掛けたいと思いました。
冒頭の落語ネタに引っ掛けて言えば


「やっぱり、さんぽは目黒にかぎる」



おあとがよろしいようで。

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サンセット・オブ・クロコダイル

すっきりしないお天気が続きますね。

そんななか、
クエイ兄弟の展覧会を観に、葉山の近代美術館へ行ってきました。
クエイ看板


以前この美術館に来たのは
ヤン・シュヴァンクマイエル展だったので、
ほぼ10年ぶりくらい?(ユーリ・ノルシュテイン展は見逃してます…)
クエイ兄弟とのお付き合い(いちファンとして)も、
日本に初めて紹介された時分からもう30年…

ほんとにまあ、ときのたつのは早いこと…



葉山行きのバスに乗る前に、
まずは逗子でお昼の腹ごしらえ。

逗子石臼そば

駅のロータリーとは
反対側にある、
〈 石臼そば 〉で、
カレーそば
をいただきました。↓

逗子カレーそば

おそばやさんにカレーそばがあると、
どうにも頼まずにいられない私。
こちらのカレーそばは、
これまでちょっと経験ないほどに本格カレーでした。

それもそのはず、店長さんはバングラディシュの方だそうで。
カレーとの向き合い方がちがうんでしょうね。
やや重めのもっちりしたおそばに、
だしベースでありながらスパイシーなカレーが
絡む、絡む

一杯で満腹のボリュームでした。


お腹はふくれましたが、まだバスには乗りません。
逗子も久しぶりなので、楽しむ気満々。

亀焼
 次に、亀焼き
 求めに行ったのですが、

16日お休み
なんとピンポイントでお休み…
しゃあないですね。


洋菓子の珠屋さんには帰りに寄ることにして、
ようやくバス乗車。


神奈川県立近代美術館 葉山に到着。
こけし彫刻
アートこけしがお出迎え。


クエイ兄弟は、アメリカ・フィラデルフィア出身、
80年代からロンドンで活躍してきた
双子のヴィジュアル・アーティストです。
作品は時代に沿ってイラストレーション、アートアニメ、
実写映画、舞台美術などなど。

学生時代、東欧の文化からインスピレーションを受け、
シュヴァンクマイエルに出会い、
イラストレーションからアートアニメの道へ、
一貫してとてもアメリカ人とは思えない
暗ーい暗ーい世界を表現して来ましたが…

クエイPC(ポストカードでは伝わらない、ああ…)

いや、待てよと。
今回の展覧会で改めて思ったんですが、
デヴィッド・リンチ(映画監督)や
ジョエル・ピーター・ウィトキン(写真家、そして双子!)も、
とてつもなくダークでビザールな独自の世界を追究して来たアメリカ人。
そこにはやっぱり共通項があるように感じました。
皆さん、なぜかオブセッションまみれ…


展覧会自体は、
プロジェクターによる作品の上映や、
画像データのパネル展示がけっこう場所をとっていて、
クリーチャーやセットの実物は少なめでした。
初期の鉛筆画やブックデザイン、
デュシャン風のぞき箱あたりが面白かったです。
アジア初の本格的な展覧会なのに、ちょっと残念…
でも、「クエイ兄弟の展覧会を開く」っていうだけで、
すでにすごい気もします。
美術館に感謝せねば。


NHK『日曜美術館』で採り上げられたにも関わらず、
葉山という場所柄か、さすがに会場はスキスキ…
とはいえ、遠路はるばるやってきたらしい、ゴス系の若い女の子もチラホラ。


会場内で、唯一写真撮影OKだった作品。
クエイ展示作品

う〜ん。
クエイ兄弟のすごいところが伝わるかどうか、謎ですが、
「どんどんSNSに流してね!」みたいな張り紙がしてあったので、
美術館のがんばりに敬意を表して。


それでも3時間近く観てたようです。
美術館を出たのは閉館間際でした。

建物のすぐ後ろが海岸で

葉山夕日
地平線に沈む夕日を鑑賞。
なんか、シミますねえ。
ブラザーズ・クエイの病気ワールドを経巡った後の日没
やっとお母さんのお腹から出て来たら、世界の終わりだった、みたいな。



その後バスで逗子へ戻り、
珠屋さんでお茶、と思ったらもう閉店!?
逗子、店じまい早っ!!


ならば、行きがけにバスの窓から、
「エレガントショップ ヒツジヤ」というファサードをかいま見、
気になっていた〈 カフェ カミーナ 〉さんへ。
喫茶カミーナ

どうやら紳士服店だった時代の内装を残して、
70年代エレガントなカフェにされてるんですね。


アート鑑賞はお腹が減るらしく、ワッフル2ピースをペロリ。
いつもの食べかけ
お皿がこんなになるまで、
カメラは忘却の彼方。
いつもこんなですいません。


たまにしか来れませんが、
昭和の風情も残っている逗子のまち、いいですね。
ついつい遅くまでゆっくりしてしまい、



おかげで晩ご飯も
大船軒押寿し
こうなってしまいましたとさ。



クエイ・ワールドと逗子グルメの
ギャップがすごい1日でした。



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